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持続的に儲かる仕組みを作るの人と、パチンコ中毒者との違い

      2013/10/21

大起業家や経営者なんていないけど、私の知人にはハンドメイドな起業やビジネスからスタートして、月100~400万くらいを一人で屋台的に稼いでいる人なら沢山いる。ベーコン研究所で研究している『マイクロ起業家』とでもいうべき人達なのかもしれない。ある意味、サラリーマンからの起業や副業を大きくして仕組み化していくいのに、もっとも参考になる人達だろう

(写真の男性は、マイクロ起業家ではなく工作好きのオジサンです)

さて、このような起業家を『マイクロ事業家』だとすると、彼らに共通点はあるのだろうか?

わたしの感覚論でしかないが、『ある』と思っている。それは何か

一言でいってしまうと、お金より、名声より、『事業の仕組み』を作るのが好きな人、その『仕組作りマニア』とでも言うべきかもしれない。どのようにすればお金が入ってくるか、それも一時的ではなくて持続的にチャリンチャリンと入ってくるか、それを一日中考えている。そしてその『仕組み作り』の為なら、どんな手間も投資も惜しまない。それに没頭しているのが楽しくて仕方がない人だ。

実際に知人のマイクロ事業家には、世界中を走り回っている人もいるし、一日中引きこもってPCの前でコツコツ作業している人もいる。彼らは真逆に見えるかもしれないが、本質は同じである。普通の人なら手間、面倒と思うような事、労力を苦にせず。その仕組み作りの為に丸々一年くらいなら余裕で捧げてしまう人達なのだ。

ここまで書くと、もう分かるかもしれないが、マイクロ起業主は中毒者(ジャンキー)だ。けどパチンコ中毒者のようなジャンキーとは全く違う。パチンコ中毒者は衝動的に報酬を貰えることに脳が依存していて、結局は確率的にも損をする泥沼にはまるのだ。楽して儲からないとはこのことである。

マイクロ事業家は『面倒な仕組み』を楽みながら作る人達だ。凄まじい手間をかけてコツコツ自動化してしまう人。もちろん面倒な所に人はお金を払うので、その作った仕組みでビジネスが出来る。世の中には大きな企業が参入するには割に合わない規模だけど、個人で入るには面倒で手間な未開拓領域が沢山ある。そんな領域を根気強く開拓すればジワジワと手堅く稼ぐことが出来る。

マイクロ起業主は電卓で計算してお金にフォーカスしながらも、大切なのは『持続的に回るビジネスの仕組み』であることを知っている。だからそれを模型マニアのようにコツコツと常人離れした手間で作っている。中には作っている最中はお金の事すら忘れてしまう人もいる。本当に作ること自体が楽しいのだから。

少人数で事業を回そうと思えば、最も効率的で出来るだけ自動化した仕組みを作る必要がある。そこを考え抜くのがゲリラ屋台起業の哲学だろう。マイクロ起業とはそういう事だ。

学生の企画的な起業も面白いし、途上国を支援するような社会理念的な起業も素晴らしい。そのような起業も私は応援している。だが、非常に生存率が低いというか、現実生き残るのが厳しい場合が多いのではないか。

それら起業を個人が儲けるレベルのマイクロ起業と比べるのは全く野暮でしかないのが、キャッシュにフォーカスした『長期的に回る仕組み』という視点で見ると上記2つのスタートアップの厳しい部分が見えてくるのかもしれない。大きなことをしたい学生にも、少しはマイクロ起業の『仕組み化の哲学』が参考になればと思う。

そういえば、誰か有名な社長が言っていた気がするな、『儲かる仕組みはチャリンチャリンと』

ふと目を閉じたら、上記の言葉、『儲かる仕組みはチャリンチャリ』が肥大化したような大企業が近年、国内外問わず多く生まれてきていることに気づくだろう。マイクロ事業がマイクロの殻から溢れる時だ。

ソフトウェアのインフラは、チャリンチャリンの仕組みを支えるのにもってこいである。そしてチャリンチャリンの仕組みが、本人の意図しない形でインフレーションで巨大化してしまう事も万に一つはあるのかもしれない。

ベーコン研究所では、このようなマイクロ起業を研究しています。実践者の方もいます。是非お気軽に覗いて見てください。

【追記】:ギャンブル依存症の中でも、特にパチンコは『仕組み』自体が操作可能な相手の手の上にあるので最悪だ。賭博としてもフェアではない。仕組みを作る側に回れるかどうかが、事業家への第一歩かもしれない。

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